恋愛短編小説「ラストビューイング」あとがき
この短編小説は、LINEノベルの「第一回ショートストーリーコンテスト」に応募する為に、執筆した作品です。
コンテストの概要
・恋愛×秘密
・二万字以内
という、事でした。
お暇な方は、是非に!
なぜ、LINEノベルのコンテストに応募しといて、別サイトなんだ!?
という、ツッコミに対しての答えは、この二つの方がメジャーだと思ったからです。
そして、この二つのサイトをメインに執筆しているからです。
あらすじ
悲壮感漂う男、有川道夫50歳。
その原因は、長年勤めあげた会社からのリストラ宣告が原因ではない。
10年共に暮らしていた内縁の妻に、今まで隠していた「秘密」を告白する。
人生の絶望から復帰した、おじさんの最後の恋。
君の傍にいられるだけで、幸せだった!
おじさんの恋愛短編作品です。
文字総数は、約1万7千字です。
名前設定の裏話
名前が出ている登場人物は、四人います。
四人の名前を決める時に、ベッドで横になっていました。
その時に、ベッドの隣に設置してある棚には、未読の本が積んであるんですが、その中から好きな作家さんの名前を拝借しました。
有川道夫(主人公)50歳。
有川ひろさんと道尾秀介さん。
ヒロ(内縁の妻)22歳。幽霊。
有川ひろさん。
鴨川(鴨川製鉄所社長)68歳。
鴨頭嘉人さん。唯一名前をいじっています。
知念。(鴨川製鉄所の若手社員、道夫の後輩)
知念実希人さん。
物語の着想
「秘密」がテーマだったので、誰が何を秘密にしているのかを考えました。
どうせなら、アンバランスな二人を組み合わせたいというのが念頭にありました。
そこで、出たのが、年の差カップルです。
50代のおじさんと20代の若い女性です。
では、この二人がくっつくには、どうしたら良いのだろう?
本来なら、この年の差なら、難しいと思います。
しかも、2万字以内という縛り。
「くっつかざるを得ない状況」を設定しました。
反省点
状況作りに文字数を裂いてしまったので、肝心の恋愛に発展する場面が、だいぶ駆け足になってしまった事です。
でも、「状況が状況なだけに、陳腐な言葉でも重く捉えてもらえたらな」と言う期待を込めました。
読み手へ丸投げです。希望的観測。
おまけ
この作品のタイトルは、「ラストビューイング」なのですが、
描き始めた当初は、「エンディングビュー」でした。
基本的に、タイトルは最初に決めて、変更する事はありません。
今回は、初体験でした。
変更した理由は、「言葉の響きです」
ぶっちゃけ、正確な翻訳は知りません。
「最後の景色」みたいな意味を持たせたかったのです。
この作品のキャッチコピーは、
「最後の景色は、君の笑顔がいい」なので。
ざっとこんな感じです。
お暇な方は、ひょっこり覗いて頂けると、幸いです。
そして、募金する気持ちで、感想なんぞを頂けると、泣いて喜びます。
お住いの都道府県を教えて頂けたら、毎朝そちらの方向へ、手を合わせます。
それでは。