不自由な雨曝し

徒然なるままに、惰文を貪る。

溜息と舌打ちは、ネガティブ行為?

「溜息」と「舌打ち」は、ネガティブか、ポジティブか??

という問いがあれば、多くの人が「ネガティブ」と答えるのではないでしょうか?

 

理由は簡単です。

ネガティブの感情の時に、生まれるからです。

 

溜息は、やりたくない事をやっている時です。

舌打ちは、物事が想い通りにいかない時です。

 

しかしながら、僕は逆にポジティブなんじゃないかと思います。

それは、負の感情を溜め込まず、吐き出して、心身にかかる負荷を軽減させているからです。

下に向かった意識を、正常へと戻す行為です。

つまり、上向きです。

上がろうとする意志は、ポジティブじゃないですか??

 

僕は、仕事中に「溜息が多い」と指摘を受ける事が多々あります。

その度に、「幸せが逃げていくよ」と、ド定番の言葉を頂きます。

そして、返す刀でこう答えるのです。

「邪気を払っているんですよ!!」

 

しかしながら、この行為にも問題があります。

それは、近くにいる人が、少なからず不快な思いをしてしまうという事です。

自分では、ポジティブ行為であっても、他人からすればネガティブなんです。

そして、ネガティブは引っ張られます。

しかも、例えば車内で二人きりでいて、相手に溜息をつかれた日には、もう地獄です。

 

つまり、「溜息」や「舌打ち」は、TPO(時と場合)を気を付ける必要があります。

なるべく周囲に人がいない時に、発する事です。

もしくは、相手に気づかれないように、そっと吐き出す熟練の技が必須です。

 

これは、何かに似ていますね。

そうです。

オナラやゲップです。

もしくは、鼻をほじったり・・・

 

 

なので、「溜息」や「舌打ち」というのは、人前でする行為は、マナー違反という訳ですね。

自分さえ良ければいいのか??

人様を不快にさせてもいいのか??

きっと、多くの人がNO!!をつきつけてきます。

 

「溜息」や「舌打ち」が悪いのではなく、時と場合を考えて使用する事をお勧めします。

その行為により、負の感情を払って、気持ちがほんのちょっとでも楽になるなら、しめたものです。

なんでも、溜め過ぎはよくないですからね。

 

個人的には、それらの行為は、ある意味精神安定剤的な役割を果たしています。

だからこそ、用途容量は考えないといけません。

 

なので、「溜息」や「舌打ち」が決して、ネガティブ行為ではないというお話でした。