不自由な雨曝し

徒然なるままに、惰文を貪る。

老後の不安

老後の不安は、人それぞれあると思います。家庭環境であったり、金銭面であったり、などなど。。。

今日は、現場の所長との話を少々。

「結婚してるの?」と、いう質問から、始まりました。所長さんは、五十代半ばくらいの男性で、独身のようです。

三年連続で、健康診断に引っかかっており、友人達との飲み会は、不健康自慢大会になるそうです。年々、引っかかる項目が増えていくのだとか。

このまま一人暮らしを続けていくと、確実に孤独死するという何とも重々しい事を言われました。体の不調とともに、老後の不安が増していくそうです。

ちなみに、健康診断では、「E」判定なのだそうですが、彼の友人は「H」判定を受けたそうです。Hなんてあるの? と、驚きました。よくぞご無事で・・・。

一人で買い物に行き、よそ様の子供を見ると、可愛くて仕方がないそうです。「他人の子供であんなに可愛かったら、自分の子供だったら、どれ程可愛いか」と、呟いておられました。

でも、もうこの年じゃあな・・・。と・・・。

非常にリアクションに困る話をして頂けました。

幸い僕には、子供はいませんが、妻がいます。しかし、何より、僕は一人が大好きなのです。たぶん人生において、寂しいとか人恋しいとか、思った事がないのではないか。きっと、所長さんもそうだったと思います。一人で健康で、時間もお金も自由にできる。しかしながら、いつの間にか、年を重ね体に不調が出て、初めて現実的な不安を実感しているのだと思います。

年齢なんか関係ない。と、良く耳にしますが、やはり現実問題は厳しいのでしょう。後に悔やむと書いて、後悔なんですね。どうしても、他人事として捉えてしまいがちです。なので、無責任な事を考えてしまいました。じゃあ、パートナーを探す努力はしているんですか? さすがに、口にする事はできませんでしたけど。

それでも、僕は僕なりに努力をしました。彼女が欲しかったからです。

毎週のようにコンパをして、街コンに参加していました。ラインに女性の名前は、増えていくけど、まったく進展せず苦労をしていました。新しい服を買って、ダイエットをして、結構頑張っていたと思います。そのかいあってか、今の妻と結ばれる事になりました。それは、若かったからなのでしょうか? 確かに、そうなのかもしれません。

「諦める」とは、「現状のままを受け入れる」という事です。これは、炎の講演家鴨頭嘉人(かもがしらよしひと)さんの動画から、学んだ事です。

余談ですが、この動画を見て、恋愛短編小説を一本書きました。アウトプットを小説で表現してみました。これはまた別の機会にでも。

つまり、無理だと分かっているけど、諦めきれない。自分の人生を諦めたくない。現状の自分の姿を受け入れられない。といったことなのだと思いました。

受け入れられないから、変わりたいから、努力をする。

このままで良いから、何もしない。現状で満足だと腹をくくる。

どちらかに、完全に振り切れたら、人生はもっと楽になるのかなと思います。

中途半端が一番良くないのでしょうね。

大言壮語を吐いて、何も行動に起こさない。文句や愚痴ばかりを零す。

きっと、そこからは、何も生まれないし、幸せになんかなれっこない。

そりゃ僕だって、不安はあります。健康面や金銭面は、特にです。このままの低所得者ではまずいと。夢では飯は食えません。夢で腹いっぱいになるのは、バクだけです。

僕のイメージとしては、現在は体力をつけている感じです。

目標に向かって努力する癖をつけているとでも言いましょうか。

まあ、そんな感じです。

最後に手垢だらけの名言を残しておこうと思います。

「諦めたら、そこで試合終了だよ」

安西先生・・・〇〇〇がしたいです」

〇〇〇は、ご自由に埋めて下さい。