不自由な雨曝し

徒然なるままに、惰文を貪る。

年末ジャンボ宝くじ~金で買える夢~

購入しました。いったい、いつ振りでしょう?

ここ数年、購入していなかったです。昔は、結構買っていたのですが、どうせ当たらないから金の無駄と敬遠していました。

では、何故買ったのでしょうか? まあ、自分では、理由は明確なんです。

現在の僕が夢に向かって爆走中だからです。いや、これが不思議と本当にそんな理由なんですよね。理由不明な使命感とでも言いましょうか。

買わなければならない! と、思ったんですよ。

挑戦しなければ、夢は叶わない。宝くじも、買わなければ、当たらない。

僕がそもそも宝くじを買い始めた理由は、数年前に父親に言われた一言からです。

「金で買える夢は買え!」

僕は、父親の言う事は、なんでも素直に聞く、孝行息子。

と、言う事ではありません。むしろ、逆です。

絵にかいたような反抗期を過ごし、家庭内では常に険悪。互いにいがみ合う仲でした。

会話なんか、小学生から、ほとんどした記憶がありません。

罵り合ってはいましたけど。

僕が家を出て一人暮らしをするようになってから、父親に言われた事があります。

警察の世話にはなるな。

女性を妊娠させるな。

クスリはやるな。

この3つを言われました。会話という会話をしてこなかった思春期。その反動でしょうか? 「父親に言われた事は、守らなければならない」と、なぜか思い込んでいましたね。

そんな事があり、父親の命令? で、自然と宝くじを買うようになっていました。

そして、今回、久々に宝くじを購入し、昔の事を思い出しました。

僕は、宝くじを購入する時は、決まってバラを30枚購入します。9000円ですね。

理由は、特にありません。諭吉先生一人計算でしょうか?

今回の販売所では、初めての経験をしました。

小さな宝くじ売り場で、いつものように「バラ30枚」と注文すると、封筒に入った宝くじを3束渡されました。1束10枚入り。

「あれ? 選ばせてくれないの?」

だいたい、この買い方をすると、束をトランプのように広げられて、僕が3束選ぶスタイルが一般的だと思っていました。今までが、そうだったので。

「めっちゃおばちゃん次第やん!」

どうにもこうにも腑に落ちないまま差し出された3束を持って帰りました。

それと、宝くじを購入すると、オマケがついてきます。

これは、年末ジャンボだけですかね? 覚えていません。

4種類の色違いのネズミのキーホルダーのようなお守り? です。来年の干支は、ネズミでしたっけ?

僕は一番目に付いたピンクを選びました。そのおばちゃんは、二度ほど聞き返してきました。

「俺がピンク選んだら、アカンのか?」

心の中で呟きました。ああ、ちなみに、僕は三重県出身なので、関西弁に近い三重弁をしゃべります。

そんな出来事がありました。

結局何が言いたかったかと言うと。

金で買える夢は、買うべきです。

宝くじが、父親の事を思い出す装置になりました。

と、言う事です。

昔の事や家族や大切な人などを思い出す装置がある事は、なかなかに良いことだと思いました。が、悪い事を思い出してしまう装置もあるかもしれないので、一概には良いものだとは、断定するのは難しいですけれど。その為にも良い日々を過ごし、良い記憶を溜めていきたいものです。

追憶装置はお持ちですか?

最後に余談と言いますか、小ネタを少々。

付き合った恋人には、沢山の花を教えなさい。

年中、何かしらの花が咲いているから、例え別れたとしても花を見る度に自分の事を思い出してくれる。

ちょっと、怖いですね。