不自由な雨曝し

徒然なるままに、惰文を貪る。

母子手帳

皆さんは、母子手帳を見たことがりますか?

お母さんが、自分の事を記してくれた母子手帳です。

僕は、見た事がないんですよね。

過去の記憶を掘り起こしても、母子手帳を見る状況がなかった気がします。

僕は、存在自体知らなかったですし、母親から見せられた記憶もありません。

きっと、実家に戻れば、今でも大切に保管してあるのだと思います。

あるよなあ?オカン?

まあ、今更、あってもなくても、どっちでも良いですが。

いや、なかったらなかったで、なんとなく切ないような。

 

本日は、午前中、仕事を休みました。

何をしていたかと言うと、嫁と一緒に役所へ行ってました。

そう。母子手帳をもらいにです。

新たな生命が宿ったんですね。

母子手帳を受け取った後、名前は忘れましたが、ちょっとした説明会がありました。

役所の担当の女性と衛生士だったと思いますが、説明をしてくれました。

男は、僕一人だけでした。

妊婦さんが、嫁を含めて5人いました。

その中の2人が、ツワリが辛いようでした。

その内の1人が嫁で、その為の付き添いでした。

栄養面・健康面・補助金制度・市の施設やイベントなどの説明でした。

先輩お母さんが、自宅に訪問してくれるなんてものもあるそうです。

意外と手厚くて、しっかりしていると感じました。

独り身の時は、無駄に税金が高くて、この市から出て行きたいと思っていましたが、色々と納得しました。

 

役所の担当さんに言われた事が印象的でした。

正直、あまりピンとこなかったのですが。

母子手帳は、だいたいお母さんが書きます。だから、表紙の名前の記入欄は、お父さんが書いてあげて下さい。お子さんが大きくなって、母子手帳にお父さんからの直筆の文字は、感動します」と。

??そうか??

そう思いましたが、素直に書きました。

母子手帳の中にも、フリースペースがあり、そこに何でも良いから、書いて下さいね。

とも、言われました。

母子手帳とは、勿論、子供の成長の記録なのでしょうが、どちらかと言うと、両親の思い出というイメージがありました。

子供が大きくなって、見返したりするものなのかなと。

子供が、自分の母子手帳を見て、感動する物だという認識はなかったです。

う~ん、感動するのかなあ?感動したいのかなあ?

まだまだ、何も実感がありません。

 

健康面の説明では、歯の事に重点をおいていました。

妊婦さんは、唾液量が減って、お口トラブルを招きやすいとか。

安定期に入ったら、しっかの歯の治療を行って、出産にそなえるそうです。

知らない事ばかりですが、様々な面で僕も勉強していかなければ。

 

新お父さんがメインのイベントもあるそうなので、そちらも参加してみようと思います。

おしめ交換の練習や妊婦ジャケット?を着て、妊婦さんの大変さを身をもって知るそうです。

なるほどなるほど。全てが経験ですね。

 

隣の部屋では、嫁がグッタリしていますが、僕はこんなことをしていて良いのでしょうか?

まあ、僕が常に傍にいても鬱陶しいでしょうから、サポートできる部分はしっかりやって、後は祈ることにします。