不自由な雨曝し

徒然なるままに、惰文を貪る。

本屋はテーマパーク

僕が、最もテンションが上がる場所。そう、本屋さんです!

三洋堂書店さんによく行きます。しかし、最近は、引っ越しをしてしまい、遠くなってしまったので、Amazonに浮気してしまいます。

三洋堂書店が、どこの店舗も同じなのか分かりませんが、僕が言っている所は、こんな感じです。↓

<一階>小説・雑誌・CD・DVD。

<二階>CD・DVD(レンタル)・文房具。

<三階>漫画・ライトノベル・絵本・古本(漫画、小説)。古本を売れる。

僕の回り方は、まず三階に行って漫画を物色。集めている漫画の新刊が出ていないかをチェック。物書きを目指しているくせに、我が家には漫画の方が多いです。40作品くらいでしょうか?どの作品の何巻が新作か覚えきれていないので、スマホのメモに書いています。読まなくなった作品も多々あるので、その作品は積極的に売っていくことを決意。

二階はスルー。映画鑑賞(9割邦画アニメ含む)も好きなのですが、借りなくなりました。Amazonプライムを契約しているので、配信待ちです。CDも借りません。スマホで聞きます。

一階では、小説を物色。ここが一番テンション上がります。誰が、新作を出したのか、気になります。単行本の新刊を見て、それから映像化作品の文庫を見て、文庫ランキングの流れです。最後にビジネス書や自己啓発に辿り着きます。

一通り流してから、文庫本の棚をグルグル回ります。ただ、僕が行っている三洋堂書店だけなんですかね?文庫本が、出版社別で島を区切って陳列されています。この陳列方法止めてもらいたいです。正直、出版社で本を選んでいないので、作者別にして欲しいです。好きな作家さんの新刊が出ているのは、分かっていても、どこの出版社から出したのか分からないので、グルグルグルグル探し回ります。そして、だいたい見つかりません。スタッフさんに、尋ねると、在庫がない。そんなことが、けっこうあります。

一時期、小説と漫画のジャケ買いにはまっていた頃があります。小説は、今でもやりますが、漫画は止めました。そもそも、本もジャケ買いって呼ぶんですかね?つまり、表紙のデザインとタイトル一発勝負です。あ、裏のあらすじというか、説明文も読むので、一発勝負ではないですね。失礼しました。

スマホを落としただけなのに」という小説は、タイトル買いでしたね。まさか、実写化されるとは、思いませんでした。嬉しいような、残念のような複雑な気持ちになりました。

僕が、本屋さんに行って、決めていることがあります。それは、「買わない」ということです。ブレーキを踏みながら、発進します。そうでないと、際限なく買ってしまうからです。一時期、一度本屋さんに行くと、一万円くらい使ってしまう時が続き、流石に危機感を覚えました。家に大量に未読本があると、目を通すことに重きを置いてしまい、内容が頭に残っていなかったからです。「読む」というより、「捌く」といった感じでした。

基本的に、僕は古本屋さんには、行きません。特に小説は、絶対に新品を買うことに決めています。理由は簡単で、作者さんに印税が入らないからです。本を購入するということは、応援することだと思っています。僕一人分の印税など、たかがしれていると思いますが、それでも好きな作家さんには、しっかり稼いでもらって、小説を書き続けてもらいたいです。

それにしても、本とは不思議な商売だと思います。商品(内容)を知らずに、購入するんですからね。面白そうだとか、勉強になりそうだっていう希望的観測ですから。一種の博打ですね。最近では、試し読みとかレビューとか、購入前に情報を得ることはできますが、僕は見たことないですね。

たまに、キンドル電子書籍を購入することもありますが、やはり本が好きです。紙が好きです。

ぶっちゃけ、本屋さんに行って、並んでいる本を見るだけで、嬉しくなるので、別に買わなくても良いのではないか?と、思う事がありますが、それはそれとして。

見て楽しみ、買って楽しむ。二度美味しい。

ドンドン書店が潰れていっているというニュースを良く目にします。悲しい限りです。せめて、僕が生きている内は、絶滅しないで欲しいです。

とは、言ったものの、電子書籍での小説販売を現段階での目標にしている僕は、どうやってこの矛盾と折り合いをつけるのか?そんな感じです。

合言葉は、「そうだ!本屋へ行こう!」

それでは、皆様ご唱和ください!

せーの!!