恋愛小説「お化けが、神様に恋をしてもいいですか?」 あとがき
どうも、4月に入ってバチクソ時間を浪費している、ふじゆうです。
自作小説「お化けが、神様に恋をしてもいいですか?」が完結しました。
あらすじ(あとがきは、後半です)
職場の先輩である婚約者を可愛がっていた後輩に奪われた主人公「本田公香」は、
絶望し会社の屋上から飛び降り自殺をはかる。
すると、妹の「優」から、貸していた小説の感想を求めるラインがきた。
いつもは、無下にしていた公香であったが、最後くらいは妹孝行をする為に、小説を読み始めた。
その小説は、公香と同じ境遇の女性が、偶然の出会いから、再び生きる事を決断し、幸福になる物語であった。
これは、私の為に書かれた小説だ!
公香は、生きる道を選択する。
その事がきっかけで、公香は小説と執筆活動、そして作者である「伊月康介」にのめりこんでいく。
執筆活動を行っていた公香であったが、憧れの作家である伊月の新作が、自身の作品に類似している事に気が付いた。
SNSで伊月に連絡をとると、「会って話がしたい」と言われ、舞い上がる公香。
作品を盗用した事を告げる伊月に、公香はある提案を持ちかける。
ゴーストライターとして、生きていきます。
伊月と公香の共同執筆が開始された。
しかし、公香は伊月に、仕事以上の関係を求めるようになり・・・。
うんたらかんたら。
というお話です。
少しでも興味を持って頂けたら、こちらから↓
前置きが長くなりましたが、ここからが「あとがき」です。
ゴーストライターの話は一度書きたいと思っていたのですが、もともとは全く違う話でした。
アルファポリスの恋愛小説のコンテストに応募する為に、恋愛系に話を作り直しました。(安定の落選)
ゴーストライター(お化け)と命をつなぎとめてくれた作家(神様)の恋物語です。
正直、ハッピーエンドかは、分かりません。
僕的には、ハッピーエンドなのですが、主人公の公香からすると、なんだか違うような。
当たり前の事ですが、幸福感は多種多様です。
お金や名声を手に入れる事に、幸福を感じる人がいれば、好きな人と結ばれる事に命をかけている人もいると思います。
個人的な物差しで、他人をはかるのは、難しいものですね。
作中に「戸枝梨花」という人気女優が出てくるのですが、モデルは女優の戸田恵梨香さんです。ラストで彼女が無双するのですが、「男前な美人女優」という事を考えていたら、ああなりました。
人気作家の伊月康介の作品(タイトルだけ)が、ちょこちょこでてきますが、そのタイトルを考えるのが、楽しかったです。
タイトルと上っ面の設定だけなら、ポンポンでてきますね。
公香がゴーストとして書いた最後の作品のタイトルトリックは、結構悩みました。
いつか、覚えていたら(まず間違いなく忘れる)考えたタイトルから、実際の小説を書くのも面白いなと思いました。
憧れと恋愛感情って、紙一重なんだと改めて考えさせられました。
憎悪もですが・・・。
これからも、嘘の世界をボチボチ書いていきます。
次回作は、兄弟愛(家族愛)が、テーマです。
シーズー犬が主人公です。
「希望の為に、兄は今日も吠える!」
お暇の方は、覗いて頂けると、腹のお肉をブルブルさせながら、飛んで喜びます。
では、また。